基金の経過報告(2022年2月末まで) 2022/03/02
支援者の皆様へ
早春の候、徐々に寒さが和らいできましたが、お変わりなくお過ごしでしょうか。
2月24日に、ロシア軍によるウクライナへの侵攻が開始され、首都キエフなどの各地の軍事施設がミサイル攻撃や空爆を受けました。その後も、戦線が徐々に拡大していますが、停戦に向けた交渉も続けられています。武力によるのではなく、対話による一日も早い戦争終結を願うばかりです。核兵器保有国が、その使用をちらつかせて威嚇する言動は、決して許されるものではありません。この度の戦争において、核兵器の使用が絶対にあってはなりません。被爆地から強く訴えたいと思います。「ノーモア・ヒロシマ、ノーモア・ナガサキ、ノーモア・ヒバクシャ!」―これ以上の核被害者が出ないよう、本基金による皆様との連帯を強めて、核兵器廃絶に向けた活動を支援していきたいと思います。
本年2月末までの寄付金の累計は、以下の通りです。皆様からのご支援に、心より感謝申し上げます。
2022年3月2日
核なき世界基金 経過報告
2022年2月末まで(2022.3.1現在)
個人 | 317名 | 4,217,652円 | |
会員 | 学生 | 4名 | 13,000円 |
法人 | 44団体 | 2,305,100円 | |
非会員 | 499名 | 5,193,527円 | |
匿名 | 14名 | 145,000円 | |
合計(累計総額) | 878名 | 11,874,279円 |
2022年3月2日
基金の経過報告(2022年1月末まで) 2022/02/02
支援者の皆様へ
立春の候、まだ厳しい寒さが続いていますが、お変わりなくお過ごしでしょうか。
世界中で、新型コロナウイルスの感染拡大の終息が見通せない中、今年3月22日~24日、オーストリアのウイーンにおいて開催予定であった核兵器禁止条約(TPNW)の第1回締約国会議も、今年の半ばに再延期されることになりました。新型コロナウイルスの感染状況を見守りつつ、核軍縮に向けた取り組みの進展のために、拡散防止条約(NPT)再検討会議、および核兵器禁止条約(TPNW)第1回締約国会議の一日も早い開催を願いたいと思います。
本年1月末(2022年1月31日)までの寄付金の累計は、以下の通りです。
皆様からのご支援に心より感謝を申し上げ、また、ご健康をお祈りいたします。
核なき世界基金 経過報告
2022年1月末まで(2022.2.1現在)
個人 | 316名 | 4,209,652円 | |
会員 | 学生 | 4名 | 13,000円 |
法人 | 44団体 | 2,305,100円 | |
非会員 | 492名 | 5,096,027円 | |
匿名 | 14名 | 145,000円 | |
合計(累計総額) | 870名 | 11,768,779円 |
2022年2月2日
「核兵器禁止条約」発効1周年を迎えて
支援者の皆様へ
2022年1月22日をもって、「核兵器禁止条約」(TPNW)発効1周年を迎えます。昨年12月24日時点で、「核兵器禁止条約」の署名国が86か国、そのうち批准国が59か国に達しています。そして、3月22日~24日にオーストリアのウィーンで第1回締約国会議を開催する準備も進められています。この第1回締約国会議における具体的な協議の進展と成果を祈りたいと思います。
今年、1月4日~28日に開催が予定されていた「核拡散防止条約」(NPT)の再検討会議は、新型コロナ・オミクロン株の感染拡大を受けて4度目の延期となる中、核保有国5カ国(アメリカ、ロシア、中国、フランス、イギリス)は、1月3日に共同声明を発表しました。その中で、1985年のレーガン・ゴルバチョフ宣言の「核戦争に勝者はいない」という言葉を引用して、核兵器不拡散の重要性を訴えるとともに、軍縮を推進していく姿勢を強調しました。これからこの共同声明の「有言実行」化が求められます。
「核なき世界基金」は、支援者の皆様とともに、「核兵器禁止条約」(TPNW)発効1周年を祝い、核兵器廃絶のための活動を歓迎し、その支援のために地道な募金活動を続けて行く決意を新たにしたいと思います。核兵器が一基だけでも使用されるなら、それに続く悲劇は計り知れません。世界環境の保全と人類の平和共存という共通の目標と善のために、核兵器の全面的な廃絶と軍縮のための真摯で誠実な対話と努力を心から願っています。
NPT再検討会議への派遣費の計上予算(第1期)の使途の変更
および基金の経過報告(2021年12月末)
支援者の皆様へ
新年が明けて中旬に入りました。新型コロナ・オミクロン株の急速な感染拡大が続いていますが、皆様のご健康をお祈り申し上げます。
ご存じのように、今年1月4日から予定されていた国連のNPT・核拡散防止条約再検討会議が、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、4度目の延期となりました。その結果、本基金から第1期(2020年7月~2021年3月)の予算として計上していたNPT再検討会議に被爆者を派遣する経費(100万円)の未払いの状態が続いています。この未払いの予算について、昨年の暮れに運営委員がメールによる意見交換と稟議を実施し、以下の使途に変更して支援をおこなうことを決定(12月26日付)させていただきましたので、ご報告申し上げます。
1-NPT再検討会議への派遣費(100万円)の使途の変更
①日本原水爆被害者団体協議会へ50万円の支援をおこなう(第19号)。
・国連の被爆展のため
・オンラインによる証言の準備ため
②広島県被爆者7団体へ10万円の支援をおこなう(第20号)。
2022年1月22日・開催予定のイベントのため
③長崎原爆被災者協議会へ10万円の支援をおこなう(第21号)。
2022年1月22日に開催予定のイベントのため
④残り30万円は、『核のない未来を!』英語版刊行プロジェクトへの支援にあてる。
NPT再検討会議の新しい日程が決まり、被爆者を派遣する見通しが明らかになりましたら、第3期(2022年4月~2023年3月)の予算に別途計上することを検討したいと思います。皆様のご理解をお願いしたいと思います。また、今年3月22日~24日にオーストリアのウイーンで開催される核兵器禁止条約の第1回締約国会議が無事に開催されるように祈りつつ、そのために本基金が少しでもお役に立てればと思います。
2-2021年12月末の寄付金について
昨年末(2021年12月31日)までの寄付金の累計は、以下の通りです。昨年中にいただきました皆様からの温かいご支援に対し、改めて心から御礼申し上げます。
核なき世界基金を支援する会 広島本部事務局核なき基金 経過報告
2021年12月末まで(2022.1.6現在)
個人 | 315名 | 4,182,152円 | |
会員 | 学生 | 4名 | 13,000円 |
法人 | 44団体 | 2,305,100円 | |
非会員 | 490名 | 5,061,527円 | |
匿名 | 13名 | 144,000円 | |
合計(累計総額) | 866名 | 11,705,779円 |
2022年1月6日
「世界核被害者フオーラム」の活動報告 2021/12/13
「世界核被害者フォーラム2021」は、2021年12月2~3日(日本時間では12月3日)にオンラインで開催されました(主催:ピースボート 協力:ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン))。太平洋、北米、ヨーロッパ、アフリカ、そして日本を含むアジアの世界5大陸から、ウラン採掘、核実験、核兵器の生産そして使用の被害者らが30名以上が登壇して発言しました。当日は、1200人以上が視聴・参加しました。
フォーラムは、核のさまざまな過程(ウラン採掘から、生産、廃棄まで)の被害に焦点を当てたPart1と、核兵器禁止条約が定める核兵器の使用・実験の被害に焦点を当てたPart2に分かれて開かれました。
Part1では、オーストラリアやカナダ、ニジェール、インド、米国、韓国そして日本において、核のさまざまな過程で自分たちの土地が汚染された人たちの話/証言を聞きました。そして 米国、太平洋、オーストラリア、ロシアからの登壇者を迎えてのパネル討論が続きました。共通点は、「放射能や放射性物質からの被ばくによる被害は、多くの場合差別され、見捨てられたコミュニティーに押し付けられる」ということ。そして「植民地主義や冷戦構造、不平等な権力や核をめぐる人種差別などによって沈黙を強要される」こと。このフォーラムで、被害者同士が出会い、関心をよせる人々と共に学び、沈黙を破ることが大切であることを確認しました。
Part2では、核実験の被害に遭った、カザフスタン、マーシャル諸島、日本、タヒチ、中国、退役軍人の話を聞きました。ここでの共通点は、「個人だけではなく家族の、コミュニティー全体、世代を越えた苦しみ 」であることと、「状況が隠される」ことでした。思い出し、話すことは苦しい作業ですが、伝え続けることの必要性も認識されました。
今後、フォーラムの「まとめビデオ」や「まとめ文書」をつくり、それらを、来年3月の核兵器禁止条約第1回締約国会議に生かしていきます。
フォーラムの最後のまとめセッションで話されたことを中心に、ピースボートのウェブサイトに簡単な報告を載せています。
日本語 https://peaceboat.org/39676.html
英語 https://peaceboat.org/english/news/stories-of-survival-WNSF
全ての証言やパネル討論は、以下のリンクからご覧になれます。
https://nuclearsurvivors.org/jp/#video_archives
2021年12月12日
NGOピースボート
支援事業のお知らせと「世界核被害者フォーラム 2021」について 2021/11/30
「核なき世界基金」の支援者の皆様へ
皆様からいただいた寄付金による本基金からの支援事業のお知らせです。
昨年(2020年)度には、お知らせの中にありますように、以下の5件の支援事業を実施させていただきました。支援者の皆様に、改めて感謝申し上げます。
【2020年度の支援事業】
第1号 20万円 核兵器廃絶NGO連絡会(2020年8月5日)
第2号 30万円 「核なき未来を!」英語版刊行プロジェクト(2020年12月10日)
第3号 25万円 日本原水爆被害者団体協議会(2020年12月22日)
第4号 75万円 核兵器廃絶NGO連絡会(2020年12月22日)
第5号 45万円 被爆者証言の世界化ネットワーク(2021年1月22日)
合計 195万円
【2021年度の支援事業】
2021年度から、支援申請公募制度を導入し(2021年6月16日の「お知らせ」参照)、交公募期間中(毎年7月1日~8月末)に応募があった団体に対して、青年枠の2件、また一般枠の7件のため、合計1,150,000円の支援事業を実施させていただきました(詳細は2021年10月6日の「お知らせ」参照)
日本時間では12月3日に「世界核被害者フォーラム2021」が開催されることになりました(詳細については、下記を参照)。このフォーラムは、「世界の核兵器の被害者の声を集め、被害地域の状況を学び合い、その取り組みや行動について共有するためのオンラインの国際フォーラム」です。この国際フォーラムは、本基金が10月30日に長崎で実施した「世界のヒバクシャとともにー支援のあり方を考える」ワークショックと同じ目的を持つものです。また、この国際フォーラムは、世界の核被害者のネットワークの形成を促すものでもあり、本基金も第2の目的のとして「世界の核被害者への支援、環境回復のための支援を掲げているため、このネットワークにつながることを模索することは、時宜にかなっています。
そのために、本基金の運営委員は、支援事業の4つの科目の1つである「核被害者枠」の「世界の核被害者支援の提言作成準備支援費(1,000,000円)」から、20万円の寄付を第15号の支援事業として実施し、「世界核被害者フォーラム2021」の後援団体となることにしました(ただし、今回の国際フォーラムの国内責任である川崎哲さんは、判断を他の運営員に一任されました)。
【申請団体】「世界核被爆者フォーラム2021」
【申請日】2021年11月26日
【団体の主な活動内容】
世界中の核の被害者や核被害地域の人々がオンラインの形で出会い、それぞれの状況について学び合い、さまざまな取り組みや行動について共有する国際フォーラム。
【今回の申請の具体的な事例】
核兵器禁条約の第1回締約国会議に向けて、世界の核被害者がどのような状況に置かれ、どのような取り組みをしており、いま何を必要としているのかについて明らかにし、
世界に広く発信する。そして、国際社会がこれら核被害者の権利と尊厳のためにこれから何をしていくべきかについて議論する。そのことを通じて、同時に、世界の核被害者のネットァークの形成を促す。会議の議論は記録し(アーカイブも公開する)、次の議論へと生かす。フォーラムアピールを採択し、核兵器禁止条約第1回締約国会議に提出する。
【支援額】20万円
【支援金の振り込み実施日】2021年11月29日
「世界核被害者フォーラム2021」について
ピースボートは、ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)と協力して、2021年12月2~3日(日本時間では12月3日)に「世界核被害者フォーラム2021」をオンラインで開催します。これは、世界の核兵器の被害者の声を集め、被害地域の状況を学び合い、その取り組みや行動について共有するためのオンラインの国際フォーラムです。太平洋、北米、ヨーロッパ、そして日本を含むアジアから、ウラン採掘、核実験、核兵器の生産そして使用の被害者らが集まります。
今年1月に発効した核兵器禁止条約は、第6条と第7条で、核兵器の被害者に対する援助と環境の回復ならびにそのための国際協力について定めています。2022年3月にウィーンで開催される第1回締約国会議は、それらの義務の履行について議論します。「世界核被害者フォーラム2021」は、この締約国会議に先立ち、核被害当事者が声を上げ、今日何が必要とされているか国際的な議論を促すために開催されるものです。
フォーラムのプログラムと参加方法は、以下のホームページをご覧ください。
https://nuclearsurvivors.org/jp/
フォーラムは、事前登録の必要なく、誰でも視聴し参加することができます。上記のホームページ上も、また、YouTube上でもご覧になれます。フォーラムのアーカイブ映像は、その後も残ります。
なお、このフォーラムに賛同し広報等の面で協力してくださる「賛同団体」、および、このフォーラムへの「後援」として財政的支援をして下さる団体や個人を募集しています。本メール末尾の問い合わせ先にメールまたはホームページ上のフォームからご連絡またお問い合わせください。
世界核被害者フォーラム2021
https://nuclearsurvivors.org/jp/
問い合わせ先 WNSF2021@gmail.com
今回の第15号支援事業に対して、支援者の皆様のご理解の程を、よろしくお願いいたします。
2021年11月30日
「世界核被害者フォーラム 2021」ご案内 2021/11/15
被害者に出会い、行動しよう︕
世界核被害者フォーラム2021は、世界中の核の被害者や被害地域の人々がオンラインの形で出会い、それぞれの状況について学び合い、さまざまな取り組みや行動について共有するイベントです。それによって、世界中の誰もが、核被害者が受けてきた体験に耳を傾け、そこからの教訓を学び、さらに、核被害者の権利や尊厳のために、また核兵器のない世界を実現するために、行動をとることができます。世界核被害者フォーラムに参加し、核被害者と出会い、行動を起こしましょう︕
日 時︓2021 年 12月 3日(金)
Part1︓12 月 3 日(金) 7:00 ~ 9:30 ( 日本時間 )
Part2︓12 月 3 日(金)16:00 ~ 18:30 ( 日本時間 ) 参加費︓無 料
予 約︓不 要
言 語︓日本語・英語
このフォーラムは、ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)の協力のもとピースボートが主催します。
オンライン参加無料 予約不要
参加・お問い合わせはこちらから
https://nuclearsurvivors.org/jp/
川崎哲さん 第33回谷本清平和賞受賞 2021/11/15
国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館イベントのお知ら 2021/11/15
被爆体験の継承のために活動されたコンベンツアル聖フランシスコ修道会 小崎登明 修道士を追悼するトーク行事「登明さんの伝えたかった平和」が11月20日(土)に、ハイブリッド形式でおこなわれる予定です。関心のある方はご視聴ください。
お申し込みは下記のURLからお願いいたします。
https://www.peace-nagasaki.go.jp/information/2903
基金の「創設1周年記念行事@長崎」と経過報告(2021年10月末まで)2021/11/04
支援者の皆様へ
秋の深まりが感じられる今日この頃ですが、お変わりなくお過ごしでしょうか。
創設1周年記念行事@長崎
基金創設1周年記念行事@長崎は、10月30日(土)、とくに長崎のボランティア・スタッフの皆様のご協力のもとで、無事に終了いたしました。世界の核被害者の現状を学び、彼らをどう支援していくことができるのかについて検討を開始する、被爆地からのよい「キック・オフ」の機会となりました。
その時の様子を、Youtube動画で、ご覧いただくことができます。
https://youtu.be/P931w-cVXNg
また、以下のような報道もなされました。
①グローバル・ヒバクシャへの支援考える 長崎でワークショップ:朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASPBZ74RMPBZTOLB008.html
②核被害者支援へ意見交換 専門家ら「国際機関」設立を提案 | 2021/10/31 - 長崎新聞
https://nordot.app/827352976172793856?c=174761113988793844
来年3月にオーストリアのウイーンで開催される核兵器禁止条約の第1回締約国会議に向けて、国内的にも、そして国際的にも、今後さらに検討が進められ、グローバル・ヒバクシャ(世界の核被害者)への支援の具体策が、徐々に形成されていくことを願っています。同時に、「核なき世界基金」からの援助の方法も明らかになり、基金が少しでもお役に立てることを期待しています。
長崎のボランティア・スタッフの皆様、また、当日登壇してくださった各スピーカーの皆様に、改めて感謝申し上げます。
なお、月末ごとに寄付金の推移をお知らせしていますが、2021年10月31日付の状況は、以下の通りです。皆様からの温かいご支援に対し、心から御礼申し上げます。

核なき基金 経過報告
2021年10月末まで(2021.11.1現在)
個人 | 311名 | 4,097,152円 | |
会員 | 学生 | 4名 | 13,000円 |
法人 | 44団体 | 2,232,100円 | |
非会員 | 476名 | 4,276,047円 | |
匿名 | 12名 | 44,000円 | |
合計(累計総額) | 847名 | 10,710,299円 |
フランシスコ教皇の広島訪問2周年を記念して 2021/10/29
11月の同じ日、同じ時間に、世界平和のために皆で
原爆死没者慰霊碑前で黙祷を捧げましょう!
2021年11月24日(水)午後6時より
世界平和のための祈りのプログラム
午後5:45 | 平和公園レストハウス前に集合し、プログラムの説明がなされます。 |
午後6:00 | 慰霊碑前まで沈黙のうちに歩いた後、一同は慰霊碑前付近で立ち止まり、原爆犠牲者のために黙祷をささげます。その後、原爆ドームの近くの川のそばの小広場(親水テラス)へ移動し、そこで、ローソクに火を灯し、その灯火を見つめながら、フランシスコ教皇の平和メッセージ(抜粋)を聞きます。結びに、世界平和のための祈り(今回は、仏教とキリスト教)をささげます。 |
午後6:30 | 最後の挨拶の後、解散します。 |
2021年度 支援申請公募制度の適用報告
支援申請公募制度の適用報告(2021年度)2021/10/06
支援者の皆様へ
10月に入り、新型コロナウイルスの感染状況が改善してきていますが、お変わりなくお過ごしでしょうか。ご報告が少し遅くなりましたが、先月末までの基金の推移は、以下の通りです。支援者の皆様に、心より感謝申し上げます。
会員 個人 308名 4,070,152円
学生 4名 13,000円
法人 44団体 2,280,100円
非会員 473名 4,192,547円
匿名 11名 42,000円
合計(累計) 840名 10,597,799円(設立準備金30万円を除く)
なお、2021年6月6日のお知らせにありますように、今年度より支援申請公募制度を導入し、公募期間中に一般枠7件、青年枠2件、合計9つの団体(グループ)からの申請がありました。これを受けて、9月28日に運営委員会を開催して精査し、基金の目的に適う活動をおこなっているグループへ、合計150万円の支援を実施することになりましたので、ご報告申し上げます。
今年度は、青年枠(50万円)に対して2件(合計35万円)の申請しかなかったため、残りの15万円を一般枠(100万円)の方へ回し、一般枠の適用115万円に増額させていただきました。
支援を受けた団体(グループ)からの報告等がありましたら、随時、お伝えしていきたいと思います。この支援申請公募制度は、現在のところ、団体(グループ)に限らせていただきます。皆様のご理解の程を、よろしくお願いします。
2021年10月6日
支援申請公募制度の適用報告(2021年度)
枠 | 団体名 | 決定額(円) | 企画概要 | 企画日時 | |
1 | 青年 | KNOW NUKES TOKYO | 150,000 | 9.26核兵器廃絶のための国際デー記念プレイベント「戦争被爆国日本の学生による提言書2021」 | 2021年9月1日~2日 神奈川 |
2 | 青年 | 被爆証言全国キャンペーン | 200,000 | コロナ禍でも被爆証言を聞く機会を閉ざさないためネットワークを生かし全国の若者の協力のもと各地で被爆者証言会を開催 | 2020年8月~2023年3月末日 長崎 |
青年枠合計 | 350,000 | ||||
3 | 一般 | みんなで伝え合おう~ ヒロシマ・ナガサキ~広島の会 |
100,000 | 「ナガサキ映画と朗読プロジェクト」を広島でも取りむ。被爆体験を幅広く継承する。 | 2021年11月20日(土) 12:30~18:30 広島 |
4 | 一般 | 被爆体験を継承する会 | 120,000 | ドキュメンタリー映画「Nuclear Savage」上映と竹峰誠一郎教授の講演 | 2022年1月23日 広島 |
5 | 一般 | 長崎ホープツーリズム | 200,000 | ・長崎被爆遺構ガイド(平和公園) ・「平和とは?」の問いかけの答えや被爆証言の発信 ・カフェやイベントでピーススポット作成 |
毎月最終日曜日に実施中 長崎 |
6 | 一般 | 一般財団法人広島YWCA | 150,000 | 広島・呉・松山3市YWCA合同研修会 「核否定の思想立つ」に基づき被爆実相を継承する活動 |
2022年3月5日~6日 広島 |
7 | 一般 | 核兵器の廃絶をめざす日本法律家協会 (日本反核法律家協会) |
230,000 | 日本反核法律家協会意見交換「朝鮮半島の反核化のために」をテーマにオンラインで韓国と日本各地の講師・市民・主催者で意見交換 | 2021年11月13日 埼玉 |
8 | 一般 | 歌島舎 | 150,000 | 核兵器廃絶を訴え続けた被爆者・岡田恵美子さんが亡くなる直前のインタビュー「ヒロシマの記憶」映像アーカイブ。教育機関や世界へ向け英字幕を付けて編集。 | 2021年7月1日~2021年10月30日 広島 |
9 | 一般 | 9日の会 | 200,000 | 被爆者や平和活動している方を講師に招き「子どもからお年寄りまでみんなで平和を考える」をコンセプトに「平和学習会」を開催。広島ハチドリ舎でも中継。 | 毎月9日(2021年10月9日~2022年7月9日) 長崎 |
一般枠合計 | 1,150,000 |
「核なき世界基金」創設1周年行事@長崎
2021/10/05
被爆75周年(2020年)の7月7日に創設された「核なき世界基金」の1周年を記念するため、以下の行事を行います。来年(2022年)3月22日~24日、オーストリアのウイーン会議で開催される「核兵器禁止条約」第1回締約国会議に向けて、世界の被爆者の現状を踏まえ、日本の被爆地(広島・長崎)から、彼らの支援をどう進めて行けるのかについて、具体的な提言を準備するための第1回目のワークショップです。
- 日時 2021年10月30日(土)
- 開場 13時00分 開演13:30~終演16時00分
- 場所 長崎平和会館ホール(〒852-8117 長崎市平野町7-8 TEL:095-844-1231)
基金の経過報告(2021年8月末まで)2021/09/01
支援者の皆様へ
「核なき世界基金」は、2021年7月7日(水)をもって、お蔭さまで創設1年周年を迎え、2年目の活動に入りました。
これに合わせて、年に一度の「事務局だより2021」No1.(20210731)を発行し、1年間の活動と会計(2020年7月~2021年3月末の収支決算書・収支予算書)の報告をさせていただき、同時に会員の皆様には、会費(年1回)の納入をお願いしました。
会員の皆様には、会費納入の形式でのご寄付に、心より御礼申し上げます。また、会員ではなくても、任意にご寄付をしてくださっている皆様にも、感謝申し上げます。
なお、寄付金の推移を、月末ごとにホームページ上でお知らせするようにしていますが、2021年8月31日付の状況は、以下の通りです。金額は、収支決算後の残額ではなく、ご寄付いただいた累計総額(設立準備金30万円を除く)です。
個人 | 278名 | 3,731,500円 | |
会員 | 学生 | 4名 | 13,000円 |
法人 | 44団体 | 2,232,100円 | |
非会員 | 493名 | 4,251,199円 | |
匿名 | 11名 | 42,000円 | |
合計(累計総額) | 830名 | 10,269,799円 |
当初、今年7月10日に予定されていて、天候不順のために延期となっていた世界の核被害者の支援のあり方についてのワークショップ(創設1周年の記念行事)は、今年10月30日に開催する準備が進められています。後日、改めてその詳細をお知らせいたします。
「核なき世界基金」創設1周年行事@長崎
開催延期のお知らせ 2021/07/09
支援者の皆様へ
2021年7月10日(土)に開催予定の「核なき世界基金」創設1周年行事@長崎は、大雨警報発令のため開催を延期することといたしました。
なお、延期後の開催日程につきましては、現時点では未定となっております。
皆様には、ご迷惑をおかけいたしますがご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
基金創設1周年 感謝! 2021/07/06
支援者の皆様へ
2021年7月7日(水)をもって、「核なき世界基金」は創設1周年を迎えます。この1年間に、皆様から運営委員や事務局へお寄せいただいたご寄付や励ましのお言葉に、心より厚く感謝を申し上げます。
すでに「お知らせ」にありますように、7月10日には、長崎原爆資料館ホールにて、創設1周年の記念行事となるワークショップを開催いたしますので、オンラインでご視聴いただければ幸いです。
なお、寄付金の推移を、原則月末ごとに、ホームページ上でお知らせするようにしていますが、2021年6月30日付の状況は、以下の通りです。金額は、収支決算後の残額ではなく、ご寄付いただいた累計総額です。
個人 | 291名 | 2,931,500円 | |
会員 | 学生 | 3名 | 4,000円 |
法人 | 42団体 | 1,659,100円 | |
非会員 | 503名 | 3,559,897円 | |
匿名 | 10名 | 32,000円 | |
合計 | 849 | 8,186,497円 | |
*合計金額は設立準備金30万円を除く。 |
当基金が「核なき世界」を実現していく民間の活動を、よりよく支援できるものとなれますよう、引き続き、当基金に対する皆様からのご協力やご意見を、どうぞよろしくお願いいたします。
2021年度 支援申請公募制度のお知らせ 2021/06/16
支援を希望される皆様へ
「核なき世界基金」では、基金の3つの目的に沿う活動への支援をおこなって行く上で、現在、寄付金の額を、①(運営委員による)「推薦枠」、②「一般枠」、③「青年枠」、④「核被害者枠」の4つを設けて、幅広く支援事業をおこなうことにしています。この4つの枠のうち、②「一般枠」(30歳以上の年齢層を対象)、③「青年枠」(18歳以上30歳未満の年齢層を対象)については、公募により団体・グループからの支援申請を受け付け、その中から運営委員会で審査し支援先を決定します。なお、各枠の支援の額は、各年度の寄付金の総額によって変化があります。事務作業の簡略化のために、当ホームページ上のみで支援申請の受付をおこないます。下記の要項をご覧いただき、受付期日中に、支援申請フォームに従って、必要事項を記入の上で、送信してください。
1-支援額:2021年度の支援総額は「一般枠」は100万円、「青年枠」は50万円です。その枠の中で複数の団体・グループを支援する予定です。このことを踏まえて、各団体・グループの支援申請額をご配慮していただけますと幸いです。
2-受付期間:毎年7月1日~8月末日までの期間
3-支援申請を審査する運営委員会:毎年9月頃
4-支援申請に対する結果報告:毎年10月末までに、郵送にて知らせします。
5-申請の方法:ホームページの支援申請フォームに必要事項を、記入し送信。
ご不明な点は「核なき世界基金」を支援する会(広島本部)へお問い合わせください。
〒730-0016 広島市中区幟町4-42 TEL:082-221-6017
支援申請公募制度フォームはこちらから
2020年度収支決算報告 2021/06/16
支援者の皆様へ
2021年度になって早や2カ月半となりましたが、お変わりなくお過ごしでしょうか。大変遅くなってしまいましたが、6月9日に行われた「核なき世界基金」運営委員会で承認された、2020年度の決算と2021年度の予算をお知らせいたします。その詳細やご不明な点につきましては、「核なき世界基金」を支援する会(広島本部)までお問い合わせください。
また、2021年度より支援申請公募制度を開始することになりましたので、お知らせいたします。支援を希望される団体・グループの方々は、どうぞ、この制度をご利用ください。また皆様がご存じの団体・グループの方々へも、この制度をお伝えしていただければ幸いです。
なお、今年7月10日(土)には、長崎の方で「核なき世界基金」創設1周年記念行事を予定しています。詳細につきましては、後日、改めてお知らせいたします。
2020年度の決算と2021年度の予算
支援申請公募制度について
第5号支援事業と経過報告 2021/03/13
第5号支援事業
【申請者】
- 「被爆者証言の世界化ネットワーク(NET-GTAS)」代表者:長谷邦彦
【申請日】
- 2020年12月18日
【団体の主な活動内容】
- 広島・長崎の原爆被害者の被爆証言を多言語に翻訳し、世界に広める活動。
【今回の申請の具体的な事例】
- ①被爆者の生と死の物語を多言語化するホームページの制作事業で、必要な翻訳料(30
- 万円)。
②NET-GTASのロゴを公募して、優秀作品に贈呈する賞金品(15万円)。
【希望の支援額】
- 45万円
【支援金の振り込み実施日】
- 2021年1月22日
基金の経過報告
【寄付の総額】
- 7,405,446円
【寄付者総数】
- 718名
会員寄付 308名(内、個人262名・学生4名・法人42件)
一般寄付 410名
【支援事業】
- 第1号 20万円 核兵器廃絶NGO連絡会(2020年8月5日)
第2号 30万円 「核なき未来を!」英語版刊行プロジェクト(2020年12月10日)
第3号 25万円 日本原水爆被害者団体協議会(2020年12月22日)
第4号 75万円 核兵器廃絶NGO連絡会(2020年12月22日)
第5号 45万円 被爆者証言の世界化ネットワーク(2021年1月22日)
合 計 195万円
皆様からのご寄付に対して、心より感謝申し上げます。引き続き、どうぞ、よろしくお願いいたします。
2021年3月11日
祝「核兵器禁止条約」発効! 新たなステージへ
いよいよ明日(2021年1月22日)、国連の「核兵器禁止条約」(核兵器の開発・製造・保有・使用を全面的に禁止する国際法)が発効することになります。「核なき世界基金」の支援者の皆様と共に、この歴史的な日を迎える喜びを分かち合いたいと思います。
「核なき世界基金」からは、昨年12月28日付の「お知らせ」にありますように、「核兵器禁止条約」の発効を記念する諸活動のために、日本原水爆被害者団体協議会へ25万円(第3号支援事業)、核兵器廃絶日本NGO連絡会へ75万円(第4号支援事業)の支援をおこないました。支援者の皆様に、心から感謝申し上げます。
「核兵器禁止条約」の発効のために、被爆者をはじめ、核兵器廃絶を願う民間の諸団体による長い間の多様な平和活動や各国・地域への働きかけが、貴重な役割を果たしてきました。一つの重要なステップに到達することができましたが、核兵器のない世界の実現に至る道は前途多難です。新たなステージに向けての連帯と協力が必要です!より一層、「核兵器禁止条約」への署名・批准が多くの国と地域に広がり、核兵器保有国と非保有国の間の対話が進められて、核兵器廃絶に向けての確かな道筋(合意)が見出せますよう、民間の意思を積極的に伝えていく活動をこれからも支援していければと思います。
2021年1月20日の現在で、寄付者は、一般寄付327名、会員322名(個人280名、学生4名、法人48)です。寄付金の総額は、6,965,394円です。ただしこの金額は、支援事業を実施した残額ではなく、寄付金の総額です。会計年度は、毎年3月末になりますので、その後、改めて会計報告をさせていただきます。
ご寄付をいただいた支援者の方々には、住所や氏名が分かる範囲で、事務局からの御礼状(兼・領収書)を発送しております。経費削減のために、官製はがきを用いさせていただいておりますが、正規の領収書が必要な場合には、遠慮なくお申し付けください。
当基金に対する皆様からのご協力やご意見を、どうぞよろしくお願いいたします。
第3・4号支援事業と経過報告 2020/12/28
第3号支援事業
【申請者】
- 日本原水爆被害者団体協議会 事務局長 木戸 季市
【申請日】
- 2020年12月18日
【団体の主な活動内容】
- 原爆被害者への国家補償と核兵器廃絶を求める運動
- 国内外への原爆被害者実相普及
【今回の申請の具体的な事例】
- 2021年1月22日、衆議院第2議員会館多目的会議室で、「核兵器禁止条約の発効を記念し、日本政府に署名、批准を求める集会」を開催し、政府、国会に核兵器廃絶への議論を求める。この集会に、全国から参加される被爆者35名の旅費(40万円)の一部の支援をお願いしたい。議員会館使用の会場費は無料。
【希望の支援額】
- 25万円
【支援金の振り込み実施日】
- 2020年12月22日
第4号支援事業
【申請者】
- 核兵器廃絶日本NGO連絡会 共同世話人 田中煕巳
【申請日】
- 2020年12月19日
【団体の主な活動内容】
- 核兵器廃絶に向けて取り組む国内のNGO、市民団体の間の連携を促進し、核兵器禁止条約の早期発効や北東アジアにおける非核・平和システムの構築に向けて提言や政府との協議を行っている。
【今回の申請の具体的な事例】
- 2021年1月23日に東京、広島、長崎の3箇所で、核兵器禁止条約の発効記念行事を開催する。3会場をオンラインでつなぎ、全国、全世界に中継する。そのための諸経費が130万(広報関連15万円、東京会場40万、広島会場20万、長崎会場20万、中継・配信技術35万)の一部の支援をお願いしたい。
【希望の支援額】
- 75万円
【支援金の振り込み実施日】
- 2020年12月22日
基金の経過報告
【寄付の総額】
- 5,817,894円
【寄付者総数】
- 621名
【支援事業】
- 第1号 20万円 核兵器廃絶NGO連絡会(2020年8月5日)
第2号 30万円 「核なき未来を!」英語版刊行プロジェクト(2020年12月10日)
第3号 25万円 日本原水爆被害者団体協議会(2020年12月22日)
第4号 75万円 核兵器廃絶NGO連絡会(2020年12月22日)
合 計 150万円
皆様、本年中にいただきましたご寄付に対して、心より感謝申し上げます。引き続き、来年もよろしくお願いいたします。どうぞ、よいお年をお迎えください。
第2号支援事業の報告 2020/12/14
支援者の皆様へ
11月17日にオンラインで開催された運営委員会(基金の規則・第13条)において下記の申請について協議し、皆様からいただいたご寄付から30万円を支援することを決定しました。
12月10日に、この支援事業(第2号)を実施いたしましたので、ご報告申し上げます。
【申請者】
「核なき未来を!」英語版刊行プロジェクト 代表 嘉指 信雄
【申請日】
2020年11月12日
【主な活動内容】
「核のない未来を! 世界核被害者フォーラム報告記録集」(290頁、2020年8月)の英語短縮版を編集・刊行し、核被害者の実態を国際的に訴える。
【今回の申請の具体的な事例】
①「核のない未来を! 世界核被害者フォーラム報告記録集」英語短縮版(50頁程度)制作のための翻訳・編集作業。
②翻訳・校閲が終わった原稿は、適宜選択して、ホームページに掲載してゆく。
【希望の支援額】30万円
なお、この支援に対する「お礼と抱負」の言葉が寄せられていますので、掲載いたします。
皆様からのご寄付に対して、心より感謝申し上げます。
2020年12月14日
「核なき未来を!」英語版刊行プロジェクトからの手紙
「世界核なき基金」助成金へのお礼と抱負
「核のない未来を!」英語版刊行プロジェクト
このたびは、「世界核なき基金」から大変貴重なご支援をいただくことになり、深く感謝しております。本プロジェクトは、2020年8月に刊行された『核のない未来を! 世界核被害者フォーラム報告記録』の英語短縮版を編集・刊行し、核被害の実態を国際的に改めて訴えることを目指します。
本書『核のない未来を! ヒロシマから世界へ 届けよう核被害者の声を!』(A4版、全290頁)には、2015年11月、広島で開催された「世界核被害者フォーラム」での講演・報告・議論などの記録、重要事項についての「注」や「最近の動き」に加え、巻末には「追録 グローバル危機の時代に問い直す」も収録されております。
本書は、森瀧春子・田室武勝(責任編集)、鎌田七男・嘉指信雄(監修)を中心とした編集委員会のもと、レイアウトを引き受けてくださった鈴木和満さんや翻訳ボランティアの方々など、沢山の方の協力で実現したものです。「頒布本」として刊行されておりますので、通常の書店やネット販売を通じての流通はしておりませんが、すでに本書に対しては、平岡敬氏(元広島市長)からは、「核時代の現実を明らかにした、反核運動史に輝く記録集」、また、原子力問題の専門家である小出裕章氏(元京都大学原子炉実験所助教)からは、「核廃絶のための教科書に」といった推薦の言葉をいただいております。
また、日本各地の大学・公立図書館など800あまりの図書館、反核平和活動団体、マスコミ関係者などに向け、今までに合わせて約1400冊の寄贈・謹呈本が、世界核被害者フォーラム実行委員会から送られております。
「核兵器禁止条約」も、第6条「被害者に対する援助及び環境の修復」において、核兵器の実験・使用による被害・汚染の問題に取り組む必要性を強調・明記していますように、今後、核被害問題は国際的に一層重要なものとなると思われます。『核のない未来を!』の英語短縮版の製作・発行が、核被害の実情を改めて世界に向けて訴えてゆく一助となれましたら幸いです。
代表:嘉指信雄(かざしのぶお)
祝10月24日「核兵器禁止条約」批准国・地域「50」到達! 2020/10/27
「核なき世界基金」の支援者の皆様へ
国連の設立から75年にあたる10月24日に、2017年7月7日に採択されていた「核兵器禁止条約」(核兵器の開発・製造・保有・使用を全面的に禁止する国際法)の批准国・地域が、条約の発効に必要な「50」に到達しました。「核兵器禁止条約」は、90日後の来年1月22日に発効することになります。「核なき世界基金」の支援者の皆様と共に、この喜びを分かち合いたいと思います。
広島平和記念公園では、10月25日の午後に、「核兵器禁止条約」批准国・地域「50」到達を祝う集会が開かれました。

なお、「核なき世界基金」の目的の一つである「『核兵器禁止条約』の批准・発効を後押しする活動の支援」という項目は、今後、被爆国日本をはじめ、同条約の批准国・地域がさらに増加することを目指す支援へと、その基準を更新して、皆様とともに前進していきたいと思います。このことを反映した新しいパンフレットの印刷も検討しています。
本日(2020年10月27日)の時点で、皆様からの寄付金は、総計548名(会員284名を含む)の方々から、合計5,061,394円となっています。11月17日にオンラインで開催される運営委員会においても、支援事業のあり方の検討が行われる予定です。後日、改めてその報告をさせていただきたいと思います。
ご寄付をいただいた支援者の方々には、住所や氏名が分かる範囲で、事務局からの御礼状(兼・領収書)を発送しております。経費削減のために、官製はがきを用いさせていただいておりますが、正規の領収書が必要な場合には、遠慮なくお申し付けください。
今後とも、皆様のご理解とご協力を、よろしくお願いします。
2020年10月27日
第1号支援事業と経過報告 2020/10/01
支援者の皆様へ
今年、7月7日に「核なき世界基金」を創設して、間もなく3か月になります。この期間に、総計513名(会員267名を含む)の方々から、合計4,653,100円のご寄付をいただきました(9月30日付)。皆様からの温かいご支援に、心より御礼申し上げます。
基金の規則(第13条)の運営委員会の決定に基づき、8月に、第1号となる支援事業を、下記の討論会のために実施いたしましたので、ご報告申し上げます。
討論会「被爆75年、核兵器廃絶へ日本はいま何をすべきか」
趣旨 | 広島・長崎への原爆投下から75年となる8月6日と9日を前に、核兵器廃絶へ日本はいま何をすべきか、その政策について討論する。来年へ延期された核不拡散条約(NPT)再検討会議への対応、核兵器禁止条約の署名・批准に向けた条件、核兵器をめぐる東アジアの地域情勢、被爆体験の継承のあり方などを主たる議題とする。 |
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主催 | 核兵器廃絶日本NGO連絡会 |
日時 | 2020年8月5日(水)16:30~18:00 |
場所 | 広島市内の会場およびオンラインの併用 |
支援金額 | 20万円(討論会開催経費の一部として) |
詳しくは、核兵器廃絶日本NGO連絡会のホームページをご覧ください。
https://nuclearabolitionjpn.wordpress.com/
ご寄付の入金の確認後、住所や氏名が分かる支援者の方々には、事務局からの御礼状(兼・領収書)を発送しております。経費削減のために官製はがきを用いさせていただいておりますが、正規の領収書が必要な場合は、遠慮なくお申し付けください。
今後とも、皆様のご理解とご協力を、よろしくお願いします。
2020年10月1日
ご寄付へのお礼状について 2020/07/30
ようやく長い梅雨が明けました。被爆75年に先立って、7月7日(3年前に国連で「核兵器禁止条約」が採択された日)に、「核なき世界基金」を立ち上げて、約3週間になります。この短い期間に、227名の方々から、合計2,138,087円のご寄付をいただきました(7月30日付)。各方面からの温かいご支援に、心より御礼申し上げます。
皆様からいただいたご寄付の配布については、今後の運営委員会で検討した後、具体的な支援の事例等をホームページで掲載していきたいと思います。尚、入金の確認後、住所や氏名が分かる支援者の方々には、事務局からの御礼状(兼領収書)を発送する予定ですが、作業の進行が遅れていますことを、心よりお詫び申し上げます。経費削減のために、官製はがきを用いさせていただきますが、別途、正規の領収書が必要な場合は、遠慮なくお申し付けください。
今後とも、皆様のご理解とご協力を、よろしくお願いします。
2020年7月31日